被災対策に太陽光発電を活用する

自宅で簡単にできる太陽光発電に取り組んでみました。再エネに対する理解を深めることが目的でしたが、5万円程度で被災対策の心強い味方になることがわかりました。

太陽光発電自作キットの購入

太陽光発電を始めるにあたり、各パーツを自分で揃えることもできますが、初めての場合は太陽光パネルからバッテリーまで一通り揃っているキットがおすすめです。以下、組み立て後の写真です。

太陽光パネルの選択

太陽光パネルは、パネルの種類とサイズ(発電量)が選択のポイントになります。パネルの種類は、曇でも発電可能な発電効率の高い単結晶タイプを選択し、サイズ(発電量)は100Wタイプを選択しました。

バッテリーの選択

太陽光パネルの次にポイントになるのがバッテリーの選択です。購入したのは80[Ah]の容量のバッテリーが付属するキットを選びました。計算の単純化のためノートパソコンの消費電力を48[W]とすると、48[W]/12[V]=4[A]、80[Ah]/4[A]=20[h]で、計算上20時間程度使用できる程度の電力量になります。

その他のパーツ

太陽光パネルとバッテリー以外には、以下のパーツがキットに付属してきます。拡張性まで考慮しなければキットに付属のものを接続するだけで良いので、パーツの組み合わせに悩まずにすみます。

  • チャージコントローラ(太陽光パネルからバッテリーに充電する電力を制御)
  • インバータ(バッテリーの12[V]を交流の100[V]に変換)
  • 太陽光とチャージコントローラを接続するケーブル
  • チャージコントローラとバッテリーを接続するケーブル
  • バッテリーとインバータを接続するケーブル

太陽光で充電

太陽光パネルをマンションのベランダに置いて使用してみました。1日で充電し終えると思いきやそう簡単にはいきません。晴れていてもパネルに太陽光が当たる時間が数時間に限られ満充電になるまで1週間程度かかることもありました。やはり、1軒屋の屋根の上などに置きたいですね。

電気製品を接続して使用

インバータに交流100[V]の家電製品をコンセントで接続して使用してみます。一つ気になるのはインバータの音です。使用開始するとインバータ特有のノイズ音が発生しますが、慣れれば愛着が湧いてきます。

ノートパソコンを接続して使用

ノートパソコンは、全く問題なく使用できました。空調などは電力消費が激しすぎて使えないので、普段はパソコン類を接続して使用するようになりました。

メンテナンスの必要性

太陽光パネルのメンテナンスですが、汚れがひどくなった場合に洗浄する程度で特に定期的なメンテナンスは必要ありません。水垢が残らないようにしたほうが良いようです。メンテナンスではないですが、忘れてはいけないのは盗難防止でしょうか。ワイヤーで止めるなど工夫が必要です。

感想:被災対策に役立つ!

商用電源と組み合わせないタイプのキットを購入したので、商用電源と太陽光発電と切り替える場合、コンセントを差し替える必要があるところが少し不便ですが、100[V]の家電製品が商用電源に頼らず使用できることに感動です。利点としては、災害対策として活用できることに大きなメリットを感じます。停電はめったにないことですが、自前で停電に対応できる安心感は他にかえがたいものがあります。

補足

実験的な規模ではありますが、自前で太陽光発電を行うようになり、電気料金やエネルギー問題に強く関心を持てるようになりました。以下、トピックを挙げてみたいと思います。

再エネ賦課金について

太陽光発電をはじめて、月々の電力料金をしっかり確認するようになりました。そこで、気になったのが再エネ賦課金です。太陽光発電でパソコンの電力消費をおさえられたかと思いきや前年の電力料金と比較したところ何と支払い料金アップ。何が起きたのか?原因は再エネ賦課金でした。2018年で、1kWh当たり2.9円になっています。電力料金は電力会社と使用量に応じて変わりますが、1kWh当たり19円から30円のため、再エネ賦課金の制度が始まってから再エネ賦課金が年々アップし、1割以上電力料金が高くなっているのです。私の場合、2018年5月の電力使用量が595[kWh](電力会社はミツウロコ)でしたが、請求料金15,384円の内、1,725円が再エネ賦課金でした。太陽光発電等、再エネ普及のための制度ということになっていますが、あるべき電力供給のあり方に変わっていっているのか、正しく再エネ賦課金が分配されているのか関心を持つ必要があると感じました。

関連リンク(サイト内)