パソコン、スマホの消費電力をイメージする

2018年の夏は、早い梅雨明けに始まりとても暑く感じる。エアコンの消費電力も気になるが、パソコンやスマホは家庭での消費電力に対して、どれだけ使用しているのか気になったのでイメージ化を試みてみたいと思う。

月間の電力料金

一般家庭での月当たりの電力料金はどれくらいになるのだろうか。各家庭それぞれと思うが、分かりやすさで、1万円を基準に考えてみたいと思う。年間では12万円になる。この電気料金で、どれだけ電気製品が使用できるのか。

電力料金の計算方法

電力料金の計算は、消費電力1kwhあたりで計算する。電力の自由化によって選択した電力会社や使用電力量の大小によって価格が変わりるが、簡便のため1kwhあたり25円で計算する。

1時間あたりの消費電力

まず、1時間あたりに使用できる電力(wh)はどれだけになるか計算する。
10000(円)÷30(日)÷24(時間)÷25(円:1kwhあたりの料金)×1000(kwからwに変換)=555.55…(wh)
1時間あたりに使用できる電力を500(wh)とするとわかりやすそうなので、500(wh)で逆算して月額の料金を計算してみる。
500(wh)÷1000(wからkwに変換)×25(円:1kwhあたりの料金)×24(時間)×30(日)=9000(円)
9000円でも十分にわかりやすので、1時間に使用できる消費電力として、500whを基準に考えてみたいと思う。

1世帯あたりの消費電力の全国平均

1時間平均で500wh使用した場合の月間の消費電力を求め、全国平均のとの比較をしておく。
500(wh)÷1000(wからkwに変換)×24(時間)×30(日)=360(kw)
1世帯あたりの消費電力の全国平均は、電気事業連合会のホームページによると、2000年から2010年の300kwhあたりをピークに減少傾向で、2015年で250kwh程度とのこと。本記事での想定は、全国平均より多めの使用量になる。

機器の消費電力の計算方法

機器の消費電力は通常、w(ワット)単位で示されている。機器を1時間使用するとwh(ワット時)の単位になる。つまり、500wの機器を1時間使用すると消費電力は500whになる。

家電製品の消費電力の目安

家電製品の消費電力の目安を以下表にまとめる。もちろん、機器によって数倍変わることがあるが、イメージ化が目的なので標準的な製品ということでまとめる。

機器 消費電力 備考
エアコン 500w 6畳用程度用
テレビ 100w 40型程度
冷蔵庫 50w 250L程度
LED照明20W型 10w ※蛍光灯の1/2程度の消費電力
電子レンジ500W 1000w ※W数は消費電力ではないので注意

パソコン、スマホの消費電力の目安

目的のパソコン、スマホの消費電力の目安を示す。ノートパソコンやスマホは、充電しながらの使用を想定する。

機器 消費電力 備考
パソコン 100w
ノートパソコン 50w 充電しながら使用
スマホ 10w 充電しながら使用

イメージ化に挑戦

家庭では、冷蔵庫は24時間使用しているので、50w程度は常に使用している。よく使用するのは照明になるが、1部屋ならば50w程度で済むと思う。これで、合計100wになるが、これに対して、エアコン、テレビ、電子レンジ等と加算されていく。エアコンを使用すると一気に500w超えする。パソコンは、テレビと同じ程度使用し、ノートパソコンは、冷蔵庫と同じ程度、スマホは、小型の照明と同じ程度使用する。電子機器だけをみると、ホームページを見たり、メールを見たりするだけならば、スマホの消費電力がかなり少ないことに気づく。パソコン1台100wなので、500wを基準にすれば24時間使用し続けて、基準の500wの1/5になる。節電を考えると、つけっぱなしにはしたくないですね。

太陽光発電で必要となるパネル数

節電を考えていくと、太陽光発電などのエコ発電で賄えないか頭をよぎる。そこで、太陽光発電では常時500wの使用で、どのくらいパネル数が必要になるのか計算してみる。太陽光のパネルは、1枚100wとして、フル発電で最低5枚必要になる。太陽光は、1平方メールトルあたり、1kwのエネルギー量があるが、発電効率が10%台なので、5平方メートルとして5枚必要な計算になる。24時間で考えると日照時間や悪天候も考慮して、蓄電しつつすべて太陽光で賄おうとすると4倍の20枚くらい(最大2000w)は欲しくなる。家庭での契約アンペア数の20A(2000w÷100V)に相当すると考えればさらにイメージしやすくなると思う。

総括

消費電力と電気料金をイメージするには、1時間あたりの使用ワット数(500w)→月間消費電力(360kwh)→月間の電気料金(9000円)を基準にするとわかりやすい。ネットサーフィンやメールのみであれば、スマートフォンやタブレットで済ますと節電につながる。立地条件によるが、家庭でもっとも消費電力が大きいのはエアコンと思われる。

参考