JALの工場見学に行ってみました。JALの工場見学では、羽田空港にあるJALの整備工場を見学することができます。
申込方法
JALの工場見学のホームページ「JAL工場見学(SKY MUSEUM)」から申し込みを行います。
航空教室での講義
最初に、航空機とは何かや航空機が飛ぶ原理について簡単な講義を受けます。講義室でも航空機の素材などの展示を見ることができます。
展示エリアの見学
次に、展示エリアの見学を行います。コックピットの展示などもあり、テンションがあがってきます。
格納庫の見学
いよいよ格納庫の見学です。説明の担当者が元スチュワーデスの方だったり、整備士の方だったりすることがあり、何回か訪れれると違う話が聞けて面白いのではと思います!
格納庫の見学①
最初に入った格納庫は、オーバーホールを行うための格納庫でした。航空機が整備用のためほぼ隠れてしまっています。
航空機の状態を表す電光掲示板ですが、航空機の用語は、船の用語から来ているものが多いとのこと。勉強になります。
みづらいですが、航空機を正面から見た写真です。航空機の胴体がふっくらとして見えますが、胴体に均等に圧力が加わるためにこのような形になるとことです。
格納庫の見学②
次の格納庫では、航空機を間近に見ることができます。写真は、ボーイング787ですね。
ボーイング787の解説をいろいろしてくれました。ポイントをまとめる以下のとおりですが、最初のポイントは耳から鱗でした。飛行機に弱い人は、ボーイング787が就航している路線の旅を選ぶとよいかもしれません。
- 炭素繊維でできているので、強く錆びにくいため、これまでの航空機と比べて空気圧と湿度をあげることができる。
- 翼の形が、他の飛行機とかなり異なる。
- エンジンのギザギザのかたちは、エンジンの騒音を小さくすることができる。
胴体の付け根などもしっかり見ることができます。
この格納庫での圧巻は、滑走路の近いところから離陸する航空機を見ることができることです。
格納庫の見学③
最後の3つ目の格納庫に移ります。エンジンの整備をしているところですが、整備中のエンジンの姿は興味深いですね。
格納庫の端には、昔の旅客機が展示されていました。
広いので移動時には自転車が欠かせないようです。
おわりに
以上で見学はおわりましたが、一番印象深かったのは説明担当者の方が、航空機あるいは航空機に関わる仕事を愛していることが伝わってきたことです。何度訪れても興味が付きない見学だと思いました。
関連記事