ubuntu 16.04 LTS Desktopに「Bitcoin Core」をインストールし、フルノードを構成します。
記事の目次
使用した環境
- Ubuntu 16.04 LTS Desktop (16.04.5)
Bitcoin Coreをリポジトリからインストール
リポジトリを登録して、apt-getコマンドで、Bitcoin Coreをインストールします。GUIおよびCUI版の両方をインストールします。
$ sudo add-apt-repository ppa:bitcoin/bitcoin $ sudo apt-get update $ sudo apt install bitcoin-qt bitcoind
GUI版Bitcoin Coreの起動と取引情報の同期
アプリケーションの検索ウィンドウで「bitcoin」を入力し起動するか、以下のコマンドで起動します。
$ bitcoin-qt
初回起動時には、データディレクトリを指定するウィザードが開きますので、デフォルトで良い場合は、「Use the default data directory」を選択します。サイズが大きいので、別なバーティションを指定するのもよいでしょう。2018年9月で約200GB程度のディスク容量が必要になります。これからも増えていきますので、十分なサイズのパーティションを用意します。
「OK」ボタンを押すと、取引情報(ブロックチェーン)のダウンロードが始まります。
第7世代Pentiumのマシンでしたが、半日程度でデータの同期が終了しました。
CUI版Bitcoin Coreの起動
CUI版のBitcoin Coreを起動するには、以下のコマンドを実行します。
$ bitcoind -daemon
CUI版Bitcoin Coreの停止
CUI版のBitcoin Coreを停止するには、以下のコマンドを実行します。
$ bitcoin-cli stop
おわりに
Ubuntu 16.04 LTSでは、bitcoinのリポジトリを登録すれば簡単にbitcoin環境をインストールすることができます。
参考