アマチュア無線を始めるに当たり、144MHz帯でのFMの交信を聞いてみたいと思います。
記事の目次
144MHz帯の特徴は?
144MHz帯の特徴は、波長が2mでよくツーメータと呼ばれますが、430MHz帯にくらべて波長が長く、遠方まで電波が飛びます。しかし、使用できる帯域は430MHz帯より狭いので、利用できるチャンネル数が少なめになります。
144MHz帯で交信な帯域を確認する!
144MHz帯で交信な帯域は、以下になります。
- 144.70〜145.65MHz・・・電話/電信用(10KHz単位で偶数の周波数、上下端は使用しない)
- 145.65〜145.80MHz・・・実験研究用
- 145.00MHz・・・呼出周波数,非常通信
最新の情報は、以下で確認しましょう。
FMモードの注意点を確認する!
FMモードは、周波数変調方式で音質はよいのですが、干渉を防ぐために20KHzの専有帯域が必要になります。そのため、10KHz単位で0を含む偶数の周波数を使用します。
呼び出し周波数で交信が始まるのを待つ!
144MHz帯のFMモードでは、145.00MHzを呼び出し周波数として使用しています。145.00MHzで待ち受けて、交信の開始を待ちましょう。
交信用の周波数に変更して交信内容を傍聴する!
呼び出し周波数では、実際に交信を行うために待ち受けている周波数の案内がありますので、そちらの周波数に合わせて交信が始まるのを待ちます。交信が終わったら、また呼び出し周波数に合わせ直してみましょう。
おわりに
いきなりの不特定の無線局との交信は難しいので、最初のうちは実際の交信を傍聴して、交信のやり取りの方法を学びましょう。