ethOSでのEthereumのマイニング状況をnanopoolのホームページで確認します。
記事の目次
使用した環境
- ethOS 1.3.1
nanopoolのURL
nanopoolのEthereumのマニング状況確認用のホームページは以下になります。
https://eth.nanopool.org/account/[0xで始まるEthereumのウォレットのアドレス]
nanopoolのホームページで確認可能な情報
nanopoolのホームページで確認可能な情報は、以下になります。
No | フィールド | 表示内容 | 備考 |
---|---|---|---|
1 | Minimum payout | 出金の最小単位 | 初期値は0.2ETH(最小0.05ETH) |
2 | Current Calculated Hashrate | 現在の算出されたバッシュレート | |
3 | Average Hashrate for last 6 hours | 直近6時間の平均ハッシュレート | |
4 | Last Reported Hashrate | 報告された直近のハッシュレート | |
5 | Balance | 残高 | |
6 | workers | ワーカー単位のハッシュレート | |
7 | Payments | 出金履歴 | |
8 | Shares | 1時間毎のマイニング量 | |
9 | Calclator | 収益の超概算 |
マイニング状況の情報をJSONで取得
Accountの隣りにある「JSON」のボタンをクリックするとマイニング状況をJSONで取得することができます。以下、取得例です。
{ "account": "0xNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNN", "unconfirmed_balance": "0.00000000", "balance": "0.09672019", "hashrate": "68.0", "avgHashrate": { "h1": "76.5", "h3": "84.1", "h6": "88.8", "h12": "85.2", "h24": "88.7" }, "workers": [ { "id": "XXXXXX", "uid": 3217054, "hashrate": "68.0", "lastshare": 1524176386, "rating": 10544, "h1": "76.5", "h3": "84.1", "h6": "88.8", "h12": "85.2", "h24": "88.7" } ] }
想像がつくとは思いますが、ボタンを押さなくてもAPIで情報を取得することができます。以下のURLを参照してみましょう。※1分間に30回以上、使用しないようにしましょう。
出金の単位を変更
Accountの隣りにある「JSON」のボタンの隣の「Settings」をクリックすると出金の最小単位の設定を変更することができます。メールアドレスを指定して変更しますが、ethOSのlocal.confでメールアドレスを設定しておく必要があります。以下は、claymore使用時のメールアドレスの設定例です。proxywalletの末尾にメールアドレスを記載します。
proxywallet 0xNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNNN.xxxxxx/xxxxxx@xxxxxx.xx
出金の確認
残高が出金の最小単位を超えたら支払いが行われます。「Balance」が減少したら「Payments」のタブをクリックして、出金状況を確認します。「Status」が「Confirmed」になっていれば出勤されていますが、「comfirmed」をクリックするとEtherscanのページが表示されて、出金のトランザクション情報を確認することができます。
ワーカオフライン時のメール通知
local.confで、メールアドレスが設定してあると、nanopool側でワーカーがオフラインになったと検知するとメールが送信されます。ちょっとしたダウン検知にもなります。
nanopoolのマイニング報酬の割り当て方式
nanopoolのマイニング量(マイニング報酬)は、PPLNS(Pay Per Last N Shares)という方式で割り当てられます。ブロックが発見された時に実際にpoolでのマイニングに参加している必要があるため、リグはなるべく電源を落とさずに稼働させたほうが報酬が多くなります。
おわりに
nanopoolのホームページで、マイニング状況の確認を行いました。ハッシュレートの最適化を進めながら、仮想通貨の価格の動向をチェックしながら、マイニングの収益性を確認することも必要ですね!