Flightradar24で、2024年1月2日17時47分頃に発生した羽田空港でのJAL516便と海保機との衝突事故の状況を追跡します。
Flightradar24の情報を確認する！
Flightradar24では、事故の状況を以下のページでまとめていました。
今回の事故でのポイントは、管制官とJAL機および海保機間の交信です。交信内容についても、しっかり掲載されていました。
事故発生前後での羽田空港の様子を確認する！
Flightradar24のプレイバックの機能で、事故発生前後での羽田空港の様子を確認してみます。海保機は、トランスポンダーを搭載していなかったのか機影が確認できませんでした。
報道されていないところで気になるのは、事故がC滑走路を離陸用から着陸用に切り替えたところで発生していることです。管制としては、JAL機等の着陸グループを着陸させた後に海保機を離陸させるプランだった思いますが、海保機がその合間に入り込んで離陸体制に入ってしまったことになります。海保機が管制内容を間違いなく理解して運行していれば問題がなかったということになるのかもしれませんが、着陸が始まっていれば海保機が入り込むこともなかったと思います。臨時便などのリスクが高まる運行が行われる際は、離陸機／着陸機／管制の関係者が意識のスイッチを切り替えてリスクが高い状況であることを意識できるような仕組みも必要ではと思いました。
関連記事
関連書籍（Amazon）
