Docomo新料金プラン「ahamo」が発表されました。私はDocomoユーザなのでの特徴とメリットをまとめて、契約を移行するかなど検討してみたいと思います。
記事の目次
発表資料
Docomoからの報道発表資料は、以下になります。
最大の特徴
「ahamo]の特徴は、以下の通り、比較的大容量の通信回線を低価格で提供していることです。対抗は、MVNOになるでしょう。
- 月間データ容量20GBを月額2,980円(税抜)
低価格の理由
ポイントは、低価格の理由でしょう。既存の「ギガホ」、「ギガライト」と何が違うのでしょうか。
オンラインでの受付
「ahamo」の受付は実店舗ではなく、オンラインになります。ただ、スマホを使いこなしている人にとって実店舗を利用するのは、故障の場合くらいで、スマホ初心者でなければ実店舗を利用する機会は多くないでしょう。
4G、5Gに対応するが3Gに接続不可
3Gに接続不可というのも3Gを廃止したいキャリアにとっては、メリットがあるでしょう。ただし、特別なエリア以外、3Gのみしか接続できないエリアはないでしょう。
ファミリー割引の対象外
ファミリー割引は対象外になります。独立した回線として扱われるイメージですね。その分、価格が安いわけです。
長期割引なし
長期割引もありません。長く使っているからというより、単純にサービス内容で勝負する時代になるのでしょうか。
光回線割引の対象外
Docomoの光回線の割引の対象外になります。各種、特別な割引がない代わりに、最初から価格が安いということでしょう。
海外利用可能な範囲が狭い
海外利用可能な国は、82ヶ国です。「ギガホ」、「ギガライト」では、200ヶ国近く使用できます。ただし、20GB以内は追加料金無し利用できるとのことです!
メリット
低価格なので、サービス低下ばかりかといえばそのようなこともありません。メリットの方も確認してみましょう。
5Gに対応
5Gにも対応した料金です。
Docomoの回線品質が利用可能
3Gは利用できませんが、「ギガホ」、「ギガライト」と通信品質は変わらないようです。
速度制限が緩い
20GBを超えても、1Mbpsで通信できます。容量の追加もできますが、場合によっては不要かもしれません。
海外利用が低価格
国内、海外含めて、20GB以内であれば、追加料金がかかりません。
1回あたり5分以内の国内通話無料
ファミリー割引はありませんが、1回あたり5分以内の国内通話は無料になります。よく練られたプランだなと思います。
MVNOとの比較
対抗場になりそうなMVNOとの比較を、ポイントを絞って行ってみたいと思います。
料金はそれでもMVNOの方が低価格
料金は、MVNOのほうがまだ低価格でしょう。ただし、大きく変わらない料金で回線品質が落ちてくるのがMVNOのきついところでしょう。
複数のSIMで容量を分け合える
MVNOでは、複数のSIMで容量を分け合えるサービスを提供している事業者があります。Docomoではそのようなサービスはないので、利用できる場合は、MVNOの大きなメリットになり続けるでしょう。
まとめ
「ahamo」は、MVNOなみにサポートや機能を絞ることで、低価格を実現したサービスと読み取れます。ただし、速度制限や、海外利用時のメリットもあり、キャリアの回線品質がそのまま適用されることから、他のキャリアのサブキャリアとしてアナウンスされた料金プランやMVNOと対抗できるプランになっています。
注意!
既存の「ギガホ」、「ギガライト」も、サービスや料金が見直されるようです。乗り換えは、そちらも確認してから検討したほうが良さそうです。
おわりに
私は「ギガライト」を使用していますが、どうしても最小ラインの1GBを超えてしまいます。MVNOへの乗り換えを検討していましたが、ほとんど変わらない料金で「20GB」が使用できるようになるので、「ahamo」にしようかと検討しています。MVNOに対しては、ちょっときつい対抗プランの発表かなと思います。