【記事一覧】歯の健康を保つ!

20年以上まともに歯科医院に行かずに過ごしていたら、深刻な歯周病と虫歯になってしまい、歯の病気と真剣に取り組むことに・・・。歯の病気に関する常識もいろいろ変わってきていることに驚きもあったので、歯の病気とその対応について、経験をもとにまとめてみたいと思います。

歯に関する病気(トラブル)とは?

歯に関する病気にはどのようなものがあるでしょうか。主なトラブルは以下になると思います。敢えて、虫歯より歯周病を上位にしています。

  • 歯周病
  • 虫歯

歯周病になってしまったら!

虫歯も大変ですが、歯周病をおろそかにしないようにしましょう。単に歯茎がしみるなどという問題ではなく、菌血症などの重大な問題を引き起こす原因にもなっているとのことです。

菌血症とは?・・・生活習慣病との関係

歯周病の原因となる歯周病菌が、歯周病や歯科治療などの出血の際に血液中に入り込み、以下のような問題を聞き起こす可能性があるとのことです。

  • 糖尿病
  • 心筋梗塞
  • 狭心症
  • 脳梗塞
  • 骨粗鬆症

よく見ると、生活習慣病と同じものですね。肥満だけでなく、歯の健康は生活習慣病と関連しあっている可能性があります。

歯周病が重度になると歯が抜ける・・・

歯周病は重度になると、歯を支える骨が溶け出してなくなってしまい、歯が抜けてしまいます。歯が抜けてしまう原因となるのは虫歯だけではありません。また、虫歯が発生している場合、歯周病であると、虫歯の治療自体が難しくなってしまいます。

歯周病を治す!

歯周病になってしまったら、歯科医院と二人三脚で治すようにしましょう。歯周病の治療の体験をまとめました。

虫歯になってしまったら!

歯の問題で普段気にかけているのは、虫歯になると思います。虫歯は、虫歯菌の酸によって歯が溶け出してしまうことによって起きます。虫歯の治療で気をつけるのは、特に神経を抜かないようにすることです。

虫歯は抜かなくても治せる時代に・・・

歯は、虫歯を自分で治す力を持っています。特に、神経は重要で、神経が残っていれば自らの力で虫歯菌を殺すことができます。もちろん、放っておけばよいというわけではなく、歯科医院で治癒力を利用した治療をしてもらいます。また、神経を抜いてしまっても虫歯が再発しにくいようにする根幹治療という歯の根の治療を行う方法もあります。

虫歯の治療方法は?

最近では、歯をなるべく削らない、神経や歯を抜かない治療法を行うことができるようになっています。対応している歯科医院を探すと良いでしょう。良い歯科医院は予約が取りにくくなっているので、虫歯になる前から、歯石の除去など定期的に通院が必要なる診療で、かかりつけの病院を探しておくのがよいと思います。

求める虫歯の治療は自由診療になる・・・

虫歯の治療で、歯を削らない、神経や歯を抜かない治療は、現段階では保険診療になりません。良い治療を受けるためには、費用がかかることを意識しましょう。

レーザーおよびドックセメントによる治療を受ける!(自由診療)

C1、C2レベルで歯をなるべく削らない治療法であるレーザーとドックセメントによる治療を受けたときの体験をまとめました。

根管治療を受ける!(自由診療)

C3レベルで神経を抜いてしまいましたが、その後、歯を可能な限り残すために行った根管治療の体験をまとました。

歯の健康を保つには?

歯の病気が深刻になるのは、歯周病、虫歯のどちらも、最初のうちは自覚症状がなく、深刻になるまで気づきにくいことです。つまり、定期的なチェックと、普段からのメンテナンスが重要になります。歯がしみるや、歯ブラシで出血があるという場合は、既に深刻化している可能性があるので、歯科医院で正しく状況を見てもらい、自分でも状況を把握できるようにしておきましょう。

食生活を見直して歯の健康を保つ!

歯の健康を保つには食生活の見直しからです。生活習慣病への対応と合わせて対応していく必要がありますが、特に歯の健康を保つのに重要なポイントをあげてみます。

  • 虫歯菌による酸の発生を防ぐため、砂糖などの糖分をとりすぎない。
  • 唾液による歯の修復を図るため、体を酸性化させずアルカリ性に保つ。

歯の磨き方を見直して歯の健康を保つ!

歯磨きで歯の健康を保つのに重要なポイントをあげてみます。

  • 食後の歯磨きは、歯の修復のため、唾液の力が働いた後の30分後くらいに行う。
  • 歯磨きは虫歯というより歯周病予防が目的と意識して、歯石がたまりやすい歯の付け根の部分に食べかすがたまらないように磨く。
  • 歯ブラシで取り切れない部分の対応として、歯間ブラシやデンタルフロスを使用する。
  • 歯ブラシ自体の清潔を保つため、歯ブラシは1ヶ月単位で交換する。

歯科医院での検診は3ヶ月毎に!

歯科検診の際に、歯の健康状態を自分でもしっかり把握するようにしましょう。歯科検診は、歯垢や歯石を歯周病が悪化する前に除去するため3ヶ月おきがおすすめとされています。歯石になってしまうと、歯磨きで除去することが困難になるため、歯科医院での対応が必要になります。歯周病、虫歯ともに、深刻にならない状況で対応することが重要で、深刻になってからになると、歯が元の状態に戻らず歯を失う可能性が高くなるとともに、治療費が膨大になり治療回数も増えます。

おわりに

歯の健康は、生活習慣病と同じように、生活の一部として健康を保つ努力が必要です。虫歯や歯周病が発生しても、深刻になる前に対処すれば、治療費も多くかからず、歯を残して食事を楽しむことができます。

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