C3の虫歯と戦う!(根管治療)

虫歯の痛みは体験しないとわからないほどの苦痛を伴います。歯の一部が欠けて、激痛が走るレベルのC3の虫歯の体験をまとめます。

激痛と戦う!

虫歯になっていそうなことは感じていたのですが、ついにきたのが激痛でした。ただ、最初のうちは収まったりすることもあります。仕事が忙しすぎて放置したところ、歯が欠けて激痛が止まらなくなりました。びっくりです。

目的の歯医者の予約に間に合わず!

歯医者は予約制のところが多く、すぐに診てもらえるわけではありません。当初予約していた歯をなるべく残す治療が可能な歯科医院の予約がかなり先になっていたので、なる早の歯科医院に予約を変更します。

激痛にこらえるために痛み止めを使用する・・・

激痛が始まると、夜も寝られず、思考力もほぼなくなります。ひどすぎる状況でなければ、痛み止めで歯科医院に行くまで、一時しのぎをすることができます。

神経を抜いてしまう・・・

普通の歯科医院に行くと、激痛が走っている場合、神経を抜いたり歯を抜いたりすることになります。私の場合は、神経を抜いてしまうことになりました。虫歯にあまりに無知で、神経を抜いてしまうと虫歯菌への重要な対向手段が防効果がなくなり、歯が弱くなっていく一方であることも知らなかったので、その時はあまり気になりませんでしたが、知ってからはショックでした。

歯をなるべく残す治療をする歯科医院に転院する!

その後、歯をなるべく残す治療が可能な歯科医院に予約し直し、再治療を依頼することになります。

初診で歯の状態を診断してもらう!

初診の際にいきなり治療を始めるのではなく、最初に診断を行い治療計画を立てるのが最初の一歩でした。保険診療にするのか自由診療にするのかも検討します。私の場合、状態が悪かったこともあり、いつ治療が終わるのかが心配でしたが、発生している問題をすべて洗い出し、どの程度で治療が終わるのかイメージが持てたことが大きかったです。

歯周病の治療から開始する!

歯の治療をおろそかにしていると、基本的に歯周病の問題も抱えていることが多いでしょう。私も歯周病の状態がひどかったため、歯の治療の前に歯周病の治療から開始になりました。

根管治療(歯の根の治療)を依頼する!

保険診療での虫歯の治療の場合、歯科医が目で見て神経などをきれいに取り除いて、最後に詰め物や被せ物をすることになります。しかし、どうしても取り切れていない部分に虫歯菌が残り、虫歯が再発する可能性があるのです。その可能性を少なくするために、マイクロスコープなどで覗きながら、神経等をきれいに取り除き、殺菌用の薬を埋め込んで虫歯の再発の可能性を下げる根管治療という治療法があります。自由診療になるので、費用も高額になります。

根管治療を行う!

根管治療は、歯の根の神経を一つ一つ丁寧に取り除いていくため、治療日数がかかります。私の場合、歯1本で90分×4回の治療が必要になりました。ここまでで、歯の土台の治療が完了します。

被せ物の治療を行う!

根管治療まで行ったので、被せ物も保険診療ではなく、自由診療になるセラミックを選びました。1回目で型をとり、2回目で完了します。治療計画としては、1回めの型取りから、実際に被せるまで2周間程度等、期間が必要になることを頭に入れておきましょう

おわりに

歯を抜いてしまう治療をすれば、治療期間は短く、費用もそれほどかからないかもしれません。しかし、今後の人生を考えるとなるべく歯を残す治療をお願いしたいですね。しかし、それには費用も治療期間もかかり忍耐も必要になります。当たり前のことですが、虫歯は可能な限り予防して、万が一の際も神経を抜かないですむ治療を依頼するようにしましょう。今回は、C3レベルの治療でしたが、C1、C2レベルであると、根管治療でなく神経を抜かないで治療するレーザーおよびドックセメントを使用した治療法を選ぶことができます。