Ubuntu 20.04でWordPress用のサーバを構築します。まず最初に必要となるサーバですが、本稿では「ConoHa VPS」を使用します。
記事の目次
イメージタイプ選択する!
OSのイメージを選択することができます。今回はUbuntuを使用するので、Ubuntu 20.04(64bi)を選択しました。OSのインストールをすることなくサーバ構築を始められます。
rootのパスワードを設定する!
サーバを追加する前に、rootのパスワードを設定します。
ネームタグを設定する!
複数のサーバを立てるときに、ConoHaのコンソール上で識別するために必要になります。サーバの台数が少なければ、デフォルトのままで構わないと思います。
通信許可設定を確認する!
HTTP、HTTPS、SSHの通信を許可するように設定しましょう。
VPSサーバを作成する!
設定を確認してサーバを作成します。少し待つだけで、Ubuntuのサーバが使用できるようになります。
OSのバージョンを確認する!
IPアドレスを確認して、SSHを使用してrootユーザでログインしましょう。2021年1月17日の時点では、Ubuntu 20.04.1 LTSがインストールされていました。
# cat /etc/issue Ubuntu 20.04.6 LTS \n \l
主要パッケージのバージョンを確認する!
主要パッケージのバージョンを確認します。
OpenSSLのバージョンを確認する!
OpenSSLのバージョンは1.1.1なので、TLS1.3を使用することができます。
# openssl version OpenSSL 1.1.1f 31 Mar 2020
root以外にsudo可能なユーザを作成する!
root以外で、sudo可能なユーザを複数作成しておきましょう!
# useradd usradm01 -u 1000 # passwd usradm01 # mkdir /home/usradm01 # chown usradm01:usradm01 /home/usradm01 # gpasswd -a usradm01 sudo
ホスト名を変更する!
必須ではありませんが、ホスト名を設定しましょう。「/etc/hostsname」を修正します。
# hostname XXX-XXX-XXX-XXX # vi /etc/hostname vmswps11
「/etc/hosts」も修正しましょう。「127.0.1.1 localhost」のエントリがある場合は、DHCP用なので削除します。
# vi /etc/hosts XXX.XXX.XXX.XXX vmswps11
サーバをOSから再起動し、ホスト名が変更されていることを確認します。
$ hostname vmswps11
おわりに
公開用のWordPressサーバを構築するために、Conohaでのサーバ設定とOSの基本設定まで行いました。
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