MariaDBにネットワーク経由で接続可能にする！（Rocky Linux 9）

Rocky Linux 9上で稼働するMariaDBに、ネットワーク経由で接続可能になるように設定します。

MariaDBのリッスン状態を確認する！

以下のように、IPアドレス「0.0.0.0」あるいはサーバのIPアドレスでリッスンしていれば問題ありません。

# ss -lt4np
State     Recv-Q    Send-Q       Local Address:Port         Peer Address:Port    Process                                
LISTEN    0         80                 0.0.0.0:3306              0.0.0.0:*        users:(("mariadbd",pid=780,fd=20)

「127.0.0.1」の場合は、リッスンするIPアドレスをを「0.0.0.0」あるいはサーバのIPアドレスに変更します。

FirewalldでMariaDBへの通信を許可する！

FirewalldでMariaDBへの通信を許可します。

# firewall-cmd --permanent --add-port=3306/tcp --zone=public
# firewall-cmd --reload
# firewall-cmd --list-ports
3306/tcp

ネットワーク接続するユーザを作成する！

接続確認用にネットワーク接続するユーザを作成します。

# mariadb
> grant all privileges on *.* to 'mariadb'@'%' identified by 'mariadb' with grant option;
Query OK, 0 rows affected (0.003 sec)

おわりに

Rocky Linux 9では、MariaDBにネットワーク接続可能にするためには、通信許可設定を行います。

参考情報

• MariaDB - Knowledge Base

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