Linuxで起動しているプロセスの親子関係を階層構造(木構造)で表示します。
記事の目次
起動している全プロセスを階層構造(木構造)で表示する!(pstree -p)
起動している全プロセスを階層構造(木構造)をプロセス番号付きで表示します。
systemd(1)─┬─ModemManager(856)─┬─{ModemManager}(869) │ └─{ModemManager}(877) ├─NetworkManager(971)─┬─{NetworkManager}(974) │ └─{NetworkManager}(975) ├─accounts-daemon(910)─┬─{accounts-daemon}(913) │ └─{accounts-daemon}(919) ...
特定のプロセスを指定してプロセスの階層構造を表示する!
特定のプロセスを指定してプロセスの階層構造を表示するためには、プロセスIDを指定して表示します。
$ pstree -p 971 NetworkManager(971)─┬─{NetworkManager}(974) └─{NetworkManager}(975)
特定のユーザーのプロセスを階層構造で表示する!
ユーザ名を指定すれば、自分が実行したプロセスに表示を絞ることができます。
$ pstree -p usradmin sshd(13469)───bash(13472)─┬─pstree(13993) └─vmstat(13875) systemd(13450)─┬─(sd-pam)(13455) ├─dbus-daemon(13511)───{dbus-daemon}(13514) ├─gvfsd(13516)─┬─{gvfsd}(13517) │ └─{gvfsd}(13518) ├─gvfsd-fuse(13523)─┬─{gvfsd-fuse}(13527) │ ├─{gvfsd-fuse}(13530) │ ├─{gvfsd-fuse}(13531) │ ├─{gvfsd-fuse}(13533) │ └─{gvfsd-fuse}(13536) └─pulseaudio(13468)───{pulseaudio}(13545)
おわりに
プッロセスの実行状況は、psコマンドだけでなく、pstreeコマンドも使用すると、より状況を把握しやすくなると思います。
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