前回では、電話機能の使用方法を「Fusion IP-Phone SMART」の設定方法と合わせてまとめました。今回は、FAXの使用方法についてまとめたいと思います。
記事の目次
はじめに
IP電話の場合のFAXの使用方法を整理します。
・FAX送信
・FAX受信(1回線で電話とFAX共用)
・FAX受信(FAX専用)
FAX送信
FAX機から固定回線と同じ手順でFAX送信を行います。WiMAXだから、IP電話だから、ということで特別な手順はありませんが、私の構成では、「固定回線(WiMAX)でIP電話を使用する!(基本設定)」で記載した通り「Panasonic KX-PD101DL(パーソナルファクス「おたっくす」 )」の設定を以下に変更する必要があったため再掲します。
<ファックス送信設定>
「Grandstream Handy Tone-701」との接続をTA接続に設定します。
【TA/スプリッター接続】
[機能]-[#172]-[決定]-[あり]-[決定]
FAX受信(1回線で電話とFAX共用)
FAX機から固定回線と同じ手順でFAX受信を行います。FAX受信も特別な手順はありません。「Panasonic KX-PD101DL(パーソナルファクス「おたっくす」 )」の設定を復習しておきます。
【自動受信】
[機能]-[#116]-[決定]-[する]-[決定]
【在宅時(呼出音3回後にFAXを受信する場合)】
[機能]-[#112]-[決定]-[3]-[決定]
※呼出音の回数が少ないと自分が電話に出にくくなり、逆に回数が多いと相手の呼出音の回数設定によってはFAXが受信できなくなってしまう。
【不在時(呼出音2回後にFAXを受信する場合)】
[機能]-[#121]-[決定]-[2]-[決定]
※呼出音の回数が少ないと自分が電話に出にくくなり、逆に回数が多いと相手の呼出音の回数設定によってはFAXが受信できなくなってしまう。
FAX受信(FAX専用)
「Panasonic KX-PD101DL(パーソナルファクス「おたっくす」 )」をFAX専用に設定します。
【自動受信】
[機能]-[#116]-[決定]-[する]-[決定]
【FAX専用】
[機能]-[#121]-[決定]-[FAX専用]-[決定]
⇒留守電ボタンを押し、留守電モードにしておきます!
個人的に・・・
電話とFAXを同じ番号で使用するのは、呼出音の回数を決めるのと使用法に慣れるまでに時間がかかります。「Fusion IP-Phone SMART」は基本料金が無料であり、私の場合はFAXの使用頻度が低いので、「Fusion IP-Phone SMART」を2契約して電話とFAXを電話番号を分けて使用することにしました。電話機能は、SMARTTalkアプリを使用してスマホに統合です。
補足:「Fusion IP-Phone SMART」を複数契約する場合
(2015/02/28現在)
「Fusion IP-Phone SMART」で複数番号の契約する場合、基本はクレジットカードとメールアドレスを分けて新規に契約をする必要があります。クレジットカードについては同じにすることが可能とのことですが、500円の手数料が必要になります。
おわりに
今回は、IP電話(固定電話/FAX)を使用するに当たり、FAXの使用方法についてまとめました。
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