Linuxでsha1のハッシュアルゴリズムで、チェックサムでファイルの内容が正しいことを確認します。
記事の目次
ファイルの内容を確認する!
チェックサムでのファイルの内容の検証方法の確認のため、以下のファイルを使用します。
$ cat hello.c #include <stdio.h> void main(void) { printf("Hello World!\n"); }
SHA-1でハッシュを生成する!(sha1sum)
ハッシュ値(チェックサム)を生成してファイルに保管します。
$ sha1sum hello.c > hello.c.sha1 $ cat hello.c.sha1 fb3b90408024bf895da0e0a9d07de08fecd2543d hello.c
チェックサムでファイルの内容をチェックします。
$ sha1sum -c hello.c.sha1 hello.c: OK
SHA256でハッシュを生成する!
ハッシュ値(チェックサム)を生成してファイルに保管します。
$ sha256sum hello.c > hello.c.sha256 $ cat hello.c.sha256 34f5703041de24aa793607b06425fa85b267f77bc8f1a2ee873c8b9388d81229 hello.c
チェックサムでファイルの内容をチェックします。
$ sha256sum -c hello.c.sha256 hello.c: OK
SHA512でハッシュを生成する!
ハッシュ値(チェックサム)を生成してファイルに保管します。
$ sha512sum hello.c > hello.c.sha512 $ cat hello.c.sha512 05b3fa05b9384054a3851515ffbc519d5813c2f774ef84611660355af7de3d24c9220c9306683f845f14cd103a7fd1c7a3e73e99f8f14b81935c53abb0d02d89 hello.c
チェックサムでファイルの内容をチェックします。
$ sha512sum -c hello.c.sha512 hello.c: OK
おわりに
ファイルの正しさが重要な場合は、チェックサムを生成してチェックできるようにしておきましょう。改ざん対策で、確度の高い検証を求めたい場合は、sha256以上のチェックサムを使用しましょう。
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