GnuPGによる暗号化を使用してクラウドサービスを利用する!

クラウドサービスは、インターネット上に情報を保管することで、自宅や外出時など場所を選ばすに必要な情報にアクセスできるようになります。問題点としては、パスワードがハッキングされるなどにより、クラウド上の情報が漏えいする可能性があることです。暗号化を使用することで、クラウドサービスを安全に有効に使用できる可能性があります。

はじめに

暗号化により情報漏洩のリスクを減らして、クラウドサービスを安全に有効に使用します。

対応

・本当に重要な情報は、自分で管理できるようにクラウドサービスにアップロードしないようにします。
・クラウドサービスは、公開可能な情報のみ利用することを心がけます。非公開情報をアップロードする場合は、暗号化を検討します。パスワードによる保護や権限による制御は、ハッキングにより容易に破られる可能性があります。
・自分自身だけが利用する情報を暗号化する場合は、メールで使用している暗号化の鍵と別の専用の鍵を使用して、暗号化による安全性を高めます。※暗号化は、自分で行います。

課題

・データに暗号化を施すことで、重要な情報であることを伝えている可能性があります。情報漏洩を考慮する場合は、時限性のある情報に限った方がよいかもしれません。

おわりに

クラウドサービスは便利なサービスだけに、情報漏洩には気をつけて有効に利用したいと思います。

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