Ubuntu Desktop 22.04で、ノートパソコンでディスプレイを閉じてもサスペンドしないように設定します。
設定を行う環境を確認する!
設定を行う環境を確認します。
$ hostnamectl Static hostname: npc001p1 Icon name: computer-laptop Chassis: laptop Machine ID: 1be8cc5d98c4427f86057b40277f6ab5 Boot ID: ac4232758d9b4b9e94aef7381caa70c8 Operating System: Ubuntu 22.04.3 LTS Kernel: Linux 6.2.0-26-generic Architecture: x86-64 Hardware Vendor: Lenovo Hardware Model: ThinkPad X200s
ノートパソコンの電源制御の設定を変更する!
Ubuntu DesktopでOSの設定を行う「settings」の画面を開き、「Power」の「Power Saving Options」の項目で「Automatic Suspend」の設定を「Off」にします。
ノートパソコンの画面を閉じたときの動作の変更する!
ノートパソコンの画面を閉じてもサスペンドしないようにします。「logind.conf」の「HandleLidSwitch」を「ignore」に設定することによって可能です。
$ grep HandleLidSwitch= /etc/systemd/logind.conf #HandleLidSwitch=suspend $ sudo sed -i 's/#HandleLidSwitch=suspend/HandleLidSwitch=ignore/g' /etc/systemd/logind.conf $ grep HandleLidSwitch= /etc/systemd/logind.conf HandleLidSwitch=ignore
設定が完了したら、マシンを再起動します。
$ sudo reboot
おわりに
Ubuntu Desktop 22.04で、ノートパソコンでもサスペンドしないように設定しました。