ddコマンドでディスクのパフォーマンスを測定してみます。
書き込み性能を測定する!
ddコマンドでディスクの書き込みのパフォーマンスを測定してみます。入力に「/dev/zero」を使用します。以下、SSDでの計測結果です。1回目の値が異常に早かったので、キャッシュの影響が考えられるため複数回実行しています。
$ dd if=/dev/zero of=1GB.dat bs=1M count=1024 1024+0 records in 1024+0 records out 1073741824 bytes (1.1 GB, 1.0 GiB) copied, 0.450722 s, 2.4 GB/s $ dd if=/dev/zero of=1GB.dat bs=1M count=1024 1024+0 records in 1024+0 records out 1073741824 bytes (1.1 GB, 1.0 GiB) copied, 2.49402 s, 431 MB/s
読み込み性能を測定する!
ddコマンドでディスクの読み込みのパフォーマンスを測定してみます。入力に書き込み性能を測定したファイルをしてして、出力に「/dev/null」を使用しました。以下、SSDでの計測結果です。複数回実行しましたが、今度は1回目の値のみ正常な値で、2回め以降が異常に早い結果になりました。わかりやすく、キャッシュの影響が考えられます。
dd if=1GB.dat of=/dev/null bs=1M 1024+0 records in 1024+0 records out 1073741824 bytes (1.1 GB, 1.0 GiB) copied, 2.22387 s, 483 MB/s $ dd if=1GB.log of=/dev/null bs=1M 1024+0 records in 1024+0 records out 1073741824 bytes (1.1 GB, 1.0 GiB) copied, 0.146856 s, 7.3 GB/s
おわりに
ddコマンドを使用すると簡単にディスクのパフォーマンスを測定することができますが、キャッシュの影響を考えて測定する必要があります。
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