ホームオフィスを構築するために必要な検討項目をまとめてみたいと思います。
構築する環境を検討する!
最初に構築する環境の要件を洗い出します。どの程度の規模の環境にするかがポイントになります。
- 仮想環境の検証を可能とする。(複数台のPCが必要)
- GPU活用の検証を可能とする。(電力が必要)
- クラウド環境の検証を可能とする。(高速で遅延の少ないインターネット回線が必要)
- ライブカメラの活用の検証を可能とする。(見晴らしのよい物件であることが必要)
- 無線の活用の検証を可能とする。(電波の入りやすい見晴らしのよい物件であることが必要)
立地条件を検討する!
立地条件が一番変えにくいところです。構築する環境に見合う立地であるか検討します。
- 防犯のしやすい治安のよい地域であること。
- 災害(水害/地震など)が発生しにくい場所であること。
- 備品の調達がしやすい地域であること。(ネット通販が発展してきたのであまり気にしなくても良いかも?)
建物の要件を検討する!
立地条件と共通するところがあります。
- 外部から侵入しやすい建物でないこと。
- 災害(水害/地震など)の影響を受けにくい建物であること。
- 十分な回線速度で、インターネットの接続ができること。
- 防犯設備(防犯カメラ/侵入検知)が設置可能であること。(オプション)
- ライブカメラが設置できること。(オプション)
- 無線の実験が可能であること。SDRの実験を想定。(オプション)
設置スペースについて検討する!
構築するICT環境を収納できるスペースを確保しましょう。24時間可動させる音がするサーバを設置する場合は、寝室と別室にする必要が出てきます。
- パソコン、周辺機器、通信機器、備品を設置できるスペースがあること。
- 機器を可動させるのに十分な電力が使用できること。コンセントの数が足りていること。
- 機器から出る音で、生活に支障が出ないこと。
- 機器を稼働させるのに温度・湿度が高すぎるようなことがないこと。
- インターネット回線で有線あるいは無線LANで接続可能であること。
おわりに
快適なICT環境を構築するためには、立地条件から検討することが大切です。引っ越しをしないと対応できないような、後から変えづらい項目が多いことに留意します。
関連記事