「Amazon Kindle Fire HD 10(第9世代)」は、Amazonから販売される信じられないくらい安価なのにハードウェアスペック的には十分な性能をもつ、画面サイズが10インチのタブレットです。Google Playが原則使用できないため、Androidタブレットのような汎用性はありません。このあたりは、「Amazon Kindle Fire HD 8」の活用法!という記事に書いたので、本稿では、「Amazon Kindle Fire HD 8」との違いをまとめます。
記事の目次
購入した製品
購入した製品は、「Amazon Kindle Fire HD 10(第9世代)」です。通常でも15980円と2万円以下ですが、タイムセールが行われることがあるので、逃さなければ10000円程度で購入することができるかもしれません。
「Amazon Kindle Fire HD 10」の特徴
「Amazon Kindle Fire HD 10」の特徴をリストアップします。
- 10.1インチ HDディスプレイ(1920 x 1200)
- MICRO SDスロットx1(最大512GB)
- オクタコアCPU
- デュアルバンドWiFi
- フロント&リアカメラ
- Dolbyオーディオのステレオスピーカー
- USB-C (2.0)
- バッテリー最大12時間
- 重量504g
- メモリ32GB(64GBモデルもあり)
次の写真は、左が「Amazon Kindle Fire HD 8」で、右が「Amazon Kindle Fire HD 10」です。
「Amazon Kindle Fire HD 8」との違いと利点
「Amazon Kindle Fire HD 8」との違いと利点をまとめておきます。
画面サイズが大きい
画面サイズが10インチあるところが最大の特徴です。8インチとは別物で、ほんとに映画館いるような感覚になるときがあるくらいの迫力で動画鑑賞が楽しめます。書籍も表示スペースが小さかったりすることがなく、落ち着いて読むことができます。
メモリサイズが32GB
メモリサイズが32GBあります。メモリサイズがこれだけあると、必要な動画だけをダウンロードして視聴が終わったら削除すれば、追加のSDカードを使用しない使い方も可能だと思います。
外部インターフェースがUSB-C
充電ケーブルなど、最近増えつつあるUSB-Cを使用することができます。しかし、USBの規格は、2.0なのでディスプレイへの出力はできません。Primeビデオのディスプレイ出力は、Fire TV Stick等に任せましょう。Kindle書籍のディスプレイ出力は、HDMI端子のあるPCやMiracastが可能なスマホのKindleアプリから行いましょう。
バッテリーが最大12時間
「Amazon Kindle Fire HD 8」の最大10時間に対して、最大12時間となっています。10時間でも十分と感じましたが、更にバッテリー消費を気にせず使用できます。
「Amazon Kindle Fire HD 8」との違いと欠点
欠点も上げておきましょう。
重量が504gで重い
10インチもあるサイズなので、重いのは仕方ありませんが、持ちながら見るのは苦痛です。何らかの形で立てて使用することになります。
おわりに
「Amazon Kindle Fire HD 10」は、「Amazon Kindle Fire HD 8」と比べて、動画の臨場感が全く異なるため、本格的に動画鑑賞を楽しむならば、最初から「Amazon Kindle Fire HD 10」を選択することをオススメします。
参考
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Kindle専用端末:Fire HD 10