Linuxでは「cd」コマンドで、カレントディレクトリの移動を行います。
記事の目次
現在のカレントディレクトリを表示する!(pwd)
現在のカレントディレクトリは、pwdコマンドで表示します。
$ pwd /home/usradmin
カレントディレクトリを変更する!
cd コマンドでカレントディレクトリの変更を行います。「;」で「pwd」コマンドを続けて、ディレクトリの移動ができたか確認するのも良いでしょう。
$ cd /tmp;pwd /tmp
ホームディレクトリに戻る!
ディレクトリの移動したあと、ホームディレクトリに戻るには、引数なしで「cd」コマンドを実行します。
$ pwd /tmp usradmin@dpc001p1:/tmp$ cd;pwd /home/usradmin
カレントディレクトリを合わす記号「~」を使用して移動することもできます。
$ cd ~
その他、に$HOMEという環境変数を使用する方法もあります。
$ cd $HOME
移動先のディレクトリの指定にbashの補完を利用する!
移動するディレクトリの一部を入力後、[Tab]キーを押すと、ディレクトリの候補が表示されるので、lsコマンド実行して確認する必要はありません。[Tab]キーを複数回押してみましょう。
$ cd /var/ agentx/ cache/ lib/ lock/ mail/ opt/ snap/ tmp/ backups/ crash/ local/ log/ metrics/ run/ spool/
おわりに
ディレクトリの移動は、ホームディレクトリを中心に、間違いのないようにオペレーションしましょう。
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