Linuxでは、ディレクトリとファイルの権限の変更を「chmod」コマンドで行います。所有者の変更は「chown」コマンドで行います。
記事の目次
ディレクトリとファイルの権限を設定する!
ディレクトリとファイルの権限を設定します。
$ chmod 777 bin
再帰的にディレクトリとファイルの権限を設定する!
ディレクトリとファイルの権限を設定します。
$ chmod -R 777 log/script
権限を一律「777」に変更する場合はよいですが、ディレクトリとファイルで異なる権限を設定する必要がある場合が多いです。その場合は、以下の記事を参考にして変更します。
ディレクトリとファイルの所有者を設定する!
ディレクトリとファイルの所有者のユーザとグループを設定します。所有者を変更する場合は、特権ユーザの権限が必要になることが多いです。
$ sudo chown root:root /root/bin
再帰的にディレクトリとファイルの所有者を設定する!
再帰的に特定のディレクトリ配下のディレクトリファイルの所有権を設定する場合は、「-R」オプションを使用します。
$ sudo chown -R root:root /root/bin
おわりに
chownおよびchmodコマンドを使用して、再帰的に変更する場合のオプションは、「-R」であることを覚えておきましょう。
関連記事
関連書籍(Amazon)