Foreman & Katelloの環境に管理対象のサーバを登録します。
記事の目次
Foremanにログインする!
ブラウザを使用して、Foremanにログインします。
Activation Keys画面を表示する!
Content→Activation Keysメニューを表示し、「Activation Keys」メニューを表示します。
Activation Keysを作成する!
Create Activation Keyボタンをクリックします。「New Activation Key」画面が表示されるので、任意のActivation Key名を指定して、EnvironmentのLibraryにチェックを入れて、Default Organaization Viesを指定して、「Save」ボタンをクリックします。
Register Host画面を表示する!
Hosts→Register Hostsメニューを選択して、「Register Hosts」画面を表示します。
管理対象サーバを登録するコマンドを生成する!
Activation Keysで、作成した鍵を指定して、「Generate」ボタンをクリックすると、管理対象サーバを登録するコマンドが表示されるので、コピーします。
管理対象サーバで登録用のコマンドを実行する!
管理対象サーバで、生成された登録用のコマンドを実行します。自己証明書の警告で、登録できない場合は、curlコマンドのオプションに「-k」を追加して実行します。
管理対象サーバが登録されたことを確認する!
管理対象サーバが追加された個を、Hosts→All Hostsのメニューを選択して、確認します。
さらにサーバを登録するには!
登録する都度、登録用のコマンドを生成して、サーバを登録します。
サブスクリプション登録済みのサーバを登録するには?
以下のコマンドで、サブスクリプションの登録を解除してからForeman & Katelloに登録し直します。
# subscription-manager unregister Unregistering from: subscription.rhsm.redhat.com:443/subscription System has been unregistered.
サーバをサブスクリプションの「Pool ID」に紐付ける!
サーバをサブスクリプションの「Pool ID」に紐付けます。Simple content accessで管理している場合は、本手順は不要です。登録可能なサブスクリプションと「Pool ID」を確認します。
# subscription-manager list --available ... Pool ID: <Pool ID> ...
「Red Hat Developer Subscription for Individuals」の「Pool ID」を確認します。
サーバをサブスクリプションの「Pool ID」に紐付けます。
# subscription-manager attach --pool=<Pool ID> Successfully attached a subscription for: Red Hat Developer Subscription for Individuals
リポジトリが登録されたか確認する!
リポジトリが登録されたか確認します。
# dnf repolist Updating Subscription Management repositories. No repositories available
登録されていない場合は、再登録を行います。指定するユーザIDとパスワードは、Foreman & KatelloのユーザIDとパスワードを指定します。
# subscription-manager unregister Unregistering from: satellite.loc.lab4ict.com:443/rhsm System has been unregistered. # subscription-manager register Registering to: satellite.loc.lab4ict.com:443/rhsm Username: admin Password: Hint: Organization "Lab4ict" contains following environments: Library Environment: Library The system has been registered with ID: 001bd42c-5e0e-46fb-a6f8-b89bf62623b5 The registered system name is: vmsrhe06 # subscription-manager attach --pool=<Pool ID> Successfully attached a subscription for: Red Hat Developer Subscription for Individuals
リポジトリが登録されていることを確認します。
# dnf repolist Updating Subscription Management repositories. repo id repo name rhel-8-for-x86_64-appstream-rpms Red Hat Enterprise Linux 8 for x86_64 - AppStream (RPMs) rhel-8-for-x86_64-baseos-rpms Red Hat Enterprise Linux 8 for x86_64 - BaseOS (RPMs)
【補足】RHEL上のサブスクリプション情報を完全に消去する!
RHELを再登録する場合に、RHEL上のサブスクリプション情報を完全に消去する場合は、以下のコマンドを実行します。
# subscription-manager clean
おわりに
ここまで行うと、登録したサーバに対して、SSHでのコマンド実行と、パッケージのアップデートが可能になります。
参考情報
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