Amazon WorkSpacesの高速セットアップの特徴をまとめます。
記事の目次
使用されるADは?
Simple ADになります。
Simple ADの料金は?
Simple ADとAD Connectorの料金は、紐づくWorkspaceが存在する限りは無料になります。紐づくWorkspaceがなくなり、一定期間が立つと通常の課金が始まります。
利用可能なユーザ数は?
利用可能なユーザ数は、5ユーザまでのようです。
使用されるVPCは?
新規にVPCが作成されます。セットアップ時にVPCを指定することはできません。
他のVPCと接続したいときは?
例えば、VPC Peeringを使用します。
OSは本当のWindows 10などのクライアントであるか?
OSは、Windows Serverになります。Windows ServerのUIをWindowsに見えるようにしたものなので、使用できる機能はWindows Serverの機能になります。
Microsoft Officeは使用できるか?
月額固定の追加料金で、Workspace作成時にMicrosoft Office付きのバンドルを選ぶことで使用できます。Office 365はライセンスの問題で使用することが難しいようです。
どのようなクライアントからアクセスできるか?
Windows、Mac、Linux、iOS、Androidから使用できます。基本的には、専用のソフトウェアをインストールして使用します。ブラウザからもアクセスできます。ただし、Workspaceの設定で使用するクライアントを許可する必要があるので、設定をよく確認します。
料金体系は?
大きく分けて、月額固定と、月額固定部分+従量課金の2パターンのどちらかを選びます。その他、CPU、メモリ、ディスク容量の要素と、使用するOSおよびソフトウェアバンドルにより変わります。
注意点は!
サービスの内容や料金は見直されることがあるので、常に最新の情報を確認する必要があります。また、高速セットアップを使用できるのは、1回のみのようです。
おわりに
Amazon WorkSpacesは、VDIとして便利な機能ですが、そこそこ料金がかかったり、通常のWindowsと異なるところがあるので、仕様をよく確認する必要があります。
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参考情報
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