Amazon WorkSpacesによるVDI環境を構築する際に検討しておきたいことをまとめます。
記事の目次
必要となるVDI環境について検討する!
VDI環境の利用形態で、リモートから自由にいろいろな作業を行えるようにしたいのか、作業内容は制限されても高いセキュリティを確保したい用途であるのかで環境がだいぶ異なります。
利用できる機能について検討する!
例えば以下のような機能について、Amazon WorkSpacesで実現できるか、性能要件を含めて検証する必要があります。
- 画面表示・・・画面サイズが広く表示できるかや動画再生が必要かなども検討する
- 音声再生・・・通常利用できる
- キーボード/マウスの利用・・・普通に利用できる
- カットアンドペーストの利用・・・WorkSpacesで不可(セキュリティ上は不可のほうがよい)
- ドラッグアンドドロップの利用・・・WorkSpacesで不可(セキュリティ上は不可のほうがよい)
- スクリーンショットの利用・・・特殊キーの利用は制限される
- プリンタの利用・・・要調査
- カメラ/マイクの利用・・・要調査
- その他USB機器の利用・・・要調査
- データ共有・・・WorkDocs利用/ファイルサーバの構築
インストールできるソフトウェアについて検討する!
Amazon WorkSpacesでは、通常のWindows 10で利用できるソフトウェアが利用できないケースがあります。OSが、実際はWindows Servverであったり、VT-xが使用できなかったり、ライセンス条項の関係で利用が難しケースがあります。
Amazon WorkSpacesで要件を満たせない場合は・・・(ビデオ会議)
資料の共有は、Amazon WorkSpacesを使用し、ビデオや音声は、別途スマホを利用するという解決用法もあります。
Amazon WorkSpacesで要件を満たせない場合は・・・(VT-x)
開発環境の利用で、VT-x環境が必要場合などは、Amazon WorkSpacesからリモートデスクトップで、VT-xの使用できる物理マシンにアクセスるというような解決方法もあります。
おわりに
VDI環境の構築は、実際に行う際は検討項目が多いので、少しずつまとめていきたいと思います。
参考情報
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