OpenVPNで固定のIPアドレスを割り当てます!
記事の目次
OpenVPNサーバのserver.confの設定を変更する!
OpenVPNサーバのserver.confの設定を変更します。
# vi /etc/openvpn/server.conf ... client-config-dir ccd
OpenVPNクライアントに割り当てるIPアドレスを設定する!
OpenVPNクライアントに割り当てるIPアドレスを設定します。まず、server.confに指定したディレクトリを作成します。
# mkdir /etc/openvpn/ccd
VPNクライアントごとの設定ファイルを作成します。設定ファイルは、証明書を作成したときのクライアント識別名で作成します。ここでポイントは、4IP離しながら割り当てます。0〜3は使用できません。次の4個を使用する場合は、4と7は使用できず、5がサーバ用で6がクライアント用です。以下は、次の8〜11を使用する例になります。10がサーバ用で、9がクライアント用です。OpenVPNでは、サーバとクライアントでP2P接続するため、このような割り当て方になります。
# vi /etc/openvpn/ccd/client1 ifconfig-push 10.8.0.10 10.8.0.9
OpenVPNサーバのサービスを再起動する!
OpenVPNサーバのサービスを再起動します。すると、接続中のOpenVPNについても固定で割り当てたIPアドレスに変更されます。
# systemctl restart openvpn@server
おわりに
OpenVPNでは、クライアントのIPを固定することができますが、IPの割り当て方に注意が必要です。
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