Dockerのコマンドを使用上のポイントをまとめます。
記事の目次
Dockerのコマンドの書式を確認する!
Dockerのコマンドの書式は、基本的に以下で統一されています。
docker 操作対象の種類 操作 操作対象
docker containerコマンドの省略形について!
docker containerの「container」は、省略しても同じ動作をします。「container」をつけたほうが書式に合っている使い方になります。
bashのコマンドの補完機能を利用する!
dockerコマンドは、bashのコマンド補完に対応しています。コマンド自体やコンテナ名などの入力の際に、「TAB」キーによる補完を使用できます。
コンテナを使用する際に注意したいオプションをまとめる!
コンテナを使いまわしていく上で、注意したいオプションをまとめます。
コンテナのイメージのバージョンを指定する!
コンテナのイメージのダウンロー時に、コンテナのバージョンを省略すると最新版の「:latest」を指定したことになります。バージョンを固定したいときは、イメージ名に続けて、「:タグ名」を付与します。
コンテナ名を指定する!
コンテナ作成時に、コンテナ名を省略すると自動的にコンテナ名が割り当てられます。自分で指定する場合は、「docker run」や「docker pull」コマンドに「--name」オプションで指定します。
コンテナ実行時に不要なコンテナが残らないようにする!
コンテナは、startコマンドでなくrunコマンドから実行すると、新しいコンテナが作成され、古いコンテナが残っていきます。それを避ける場合は、「docker run」コマンドに「--rm」オプションを指定します。
おわりに
Dockerのコマンドは、覚えやすいように体系化が図られています。コマンドの入力では、bashによる補完が可能です。
参考情報
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