nslookupコマンドで、DNSの名前解決の確認を行います。
記事の目次
nslookupコマンドを起動する!
nslookupコマンドを起動し、nslookupのプロンプトを表示します。
$ nslookup >
名前解決を行うDNSサーバを確認する!
serverコマンドで名前解決を行うDNSサーバを確認します。
> server Default server: 10.1.20.1 Address: 10.1.20.1#53
名前解決を行うDNSサーバを変更する!
serverコマンドで、DNSサーバ名を指定して、名前解決を行うDNSサーバを変更します。
> server 8.8.8.8 Default server: 8.8.8.8 Address: 8.8.8.8#53
名前解決を確認する!
サーバ名を入力して、名前解決ができることを確認します。
> www.google.com Server: 8.8.8.8 Address: 8.8.8.8#53 Non-authoritative answer: Name: www.google.com Address: 142.251.42.196 Name: www.google.com Address: 2404:6800:4004:81f::2004
解決するDNSのレコードを変更する!
解決するDNSのレコードを変更することができます。以下の例では、MXレコードに変更して確認してみました。
> set type=mx > gmail.com Server: 8.8.8.8 Address: 8.8.8.8#53 Non-authoritative answer: gmail.com mail exchanger = 40 alt4.gmail-smtp-in.l.google.com. gmail.com mail exchanger = 10 alt1.gmail-smtp-in.l.google.com. gmail.com mail exchanger = 5 gmail-smtp-in.l.google.com. gmail.com mail exchanger = 20 alt2.gmail-smtp-in.l.google.com. gmail.com mail exchanger = 30 alt3.gmail-smtp-in.l.google.com. Authoritative answers can be found from:
nslookupコマンドを終了する!
exitを指定して、nslookupコマンドを終了します。
> exit
おわりに
nslookupコマンドを使用すると、DNSの名前解決について一通り確認することができます。
関連記事