AWS Certified Cloud Practitioner(CLF-C01)を受験して合格したので受験記を書いてみたいと思います。
記事の目次
AWS Certified Cloud Practitioner(CLF-C01)はどのような試験か?
AWS Certified Cloud Practitioner(CLF-C01)は、基礎コースに位置づけられる試験で、AWSおよびクラウドのメリットとAWSのサービスを概観する内容になっており、まず最初に受験して取得したい試験になっていると思います。
AWS Certified Cloud Practitioner(CLF-C01)を通して身につけたいスキルは?
AWS Certified Cloud Practitioner(CLF-C01)を通して身につけたいスキルをリストアップしたいと思います。
- オンプレミスとクラウドの違い(クラウドのメリット)
- AWSにおけるシステム設計の考え方
- AWSの構成
AWSの構成は、例えば以下のように、自分なりにサービスを分類して機能を捉えていくとよいと思います。
- AWSのユーザおよびセキュリティに関する機能
- AWSのグローバルインフラストラクチャー(リージョン/AZ/サーバ)
- コンピューティングサービス(EC2/Lambda)
- ストレージサービス(EBS/S3)
- ネットワークサービス(VPC/Route53)
- データベースサービス(EC2/RDS/DynamoDB)
- 運用管理サービス(CloudWatch/TrustedAdvisor)
- 料金と請求(Organizations/Cost Explore)
AWS Certified Cloud Practitioner(CLF-C01)の学習法は?
私が考える学習のポイントを、以下の5点にまとめてみました。
- AWSの一通りのサービス名と内容を覚える!
- AWSを使用しなかった場合の実現方法と対比する!
- リージョン/AZ/サーバを意識する!
- 模擬試験/サンプル問題で理解を深める!
- AWSを実際に少し使用してみる!
AWSの一通りのサービス名と内容を覚える!
試験では、AWSのサービス名が多々でてきます。どれかの分野に絞ることなく、AWSの用語になれておく必要があります。自分なりに、サービスを体系化して用語集を整えておくとよいとおもいます。
AWSを使用しなかった場合と対比する!
ある程度、SE経験がある場合はAWSとAWSを使用しなかった場合と対比すると、用語が覚えやすくなると思います。私は、「GuardDuty - IDS/IPS」、Inspector - セキュリティ診断」など、既存のサービスやプロダクト名と紐づけて覚えるようにしてみました。
リージョン/AZ/サーバを意識する!
AWSのサービスについて、リージョン間で可用性を高めるサービス、AZ間で可用性を高めてくれるサービス、AZ内のサーバで可用性を高めてくれるサービス、のどれあたるかを意識するとサービスの違いとサービスの選択のポイントが理解しやすくなると思います。
模擬試験/サンプル問題で理解を深める!
試験特有の問われ方をすることが多いので、AWSの概要を理解したら早めにサンプル問題に取り組んで、効率的な学習の方法(知識の覚え方)をつかんだほうがよいと思います。
AWSを実際に少し使用してみる!
AWS Certified Cloud Practitioner(CLF-C01)の試験内容は、概念的な内容が多いので、実感がわかないことが多いと思います。AWSのアカウントを作成して、無料枠でEC2を利用して、お試しのサーバを立ててみると理解がすすむと思います。
試験に合格したら!
私は、ピアソンVUEで受験しました。合否判定は、VUEの試験の最後に表示されますが、審査が入るため正式な合否は、AWSの認定試験のホームページから確認します。5営業日以内との案内ですが、翌日くらいには確認できるようです。AWSの認定試験のページからは、得点と認定証のPDFがダウンロードできます。また、バッジと呼ばれるものが使用可能となり、インターネット上での資格の証明に使用できるようです。その他、1回分の模擬試験と、次回の試験が半額になるクーポンが入手できるので、次の資格の取得に活かしましょう。
おわりに
AWS Certified Cloud Practitioner(CLF-C01)に合格したら、次はアソシエイトクラスの試験に挑戦してみましょう。私は、「AWS Certified Solutions Architect - Associate(SAA-C02)」に挑戦してみることにしました。
参考情報
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