Ubuntu Desktop (20.04/18.04) WineHQをインストールする!

UbuntuでWindowsのアプリエーションを動かすのに便利なソフトウェアがWineです。仮想環境にWindowsをインストールせずにWindowsのプログラムを実行できる可能性があります。

使用した環境

  • Ubuntu 18.04 LTS Desktop (20.04.1)
  • Ubuntu 18.04 LTS Desktop (18.04.5)

WineHQをインストールする!

以下に従って、インストールします。Ubuntuのバージョンごとのインストール手順が記載されているため、記載されたとおりにコマンドを実行します。

32bitアーキテクチャーの機能を有効化します。

$ sudo dpkg --add-architecture i386

リポジトリーキーを追加します。

$ wget -nc https://dl.winehq.org/wine-builds/winehq.key
$ sudo apt-key add winehq.key

Ubuntu 20.04 LTS Desktopの場合は、以下のリポジトリーを追加します。

$ sudo add-apt-repository 'deb https://dl.winehq.org/wine-builds/ubuntu/ focal main'

※Ubuntu 18.04 LTS Desktopの場合は、以下のリポジトリーを追加します。

$ sudo add-apt-repository 'deb https://dl.winehq.org/wine-builds/ubuntu/ bionic main'

安定版のWineHQをインストールします。

$ sudo apt install --install-recommends winehq-stable

しかし、18.04 LTS Desktopの場合は、以下のエラーでインストールできず。

winehq-stable : Depends: wine-stable (= 5.0.3~bionic)

まずは、64bit版の対応を行います。

$ wget https://download.opensuse.org/repositories/Emulators:/Wine:/Debian/xUbuntu_18.04/Release.key
$ sudo apt-key add Release.key
$ sudo apt-add-repository 'deb https://download.opensuse.org/repositories/Emulators:/Wine:/Debian/xUbuntu_18.04/ ./'
$ sudo apt update
$ sudo apt install libfaudio0 libasound2-plugins:i386
$ sudo apt-get install wine-stable-amd64

次に、32bit版の依存関係を調べつつ、以下を個別にダウンロードしてインストールします。「dpkg -i」コマンドでインストールできるはずですが、気が動転していて、ダブルクリックでインストールしてしまいました。

  • libsndio6.1_1.1.0-2_i386.deb
  • libsdl2-2.0-0_2.0.8+dfsg1-1ubuntu1_i386.deb
  • libopenal1_1.18.2-2_i386.deb

気を取り直して、以下でインストール完了しました。

$ sudo apt install wine-stable-i386
$ sudo apt install --install-recommends winehq-stable

Kindle for PCをインストールする!

試しに、「Kindle for PC」をインストールしてみます。以下より、旧版のKindle(バージョン:1.17.44183)をダウンロードします。※最新版は、インストールで失敗します。

以下のコマンドで、「Kindle for PC」をインストールします。その際に、「wine-mono」、「Gecko」パッケージをウィザードに従ってインストールします。

$ wine kindle-for-pc-1-17-44183.exe

Kindleのインストールが完了すると、デスクトップにKindleのアイコンが表示されます。アイコンをクリックすると、Kindleが起動するので、IDとパスワードを入力すると、Kindleで本が読めるようになります。

Wineの設定を行う!

Wineの設定は、「winecfg」コマンドで行います。アプリケーションごとに動作させるWindowsのバージョンを指定したりすることができます。

Wineの日本語環境の設定を行う!

このままでも本文はよめますが、目次が文字化けしています。目次も日本語表示されるようにするため、winetricksをインストールします。

 sudo apt install -y winetricks

「choose a wineprefix」画面で以下を選択し、「OK」ボタンを押します。

  • Select the default wineprefix

次に、以下を選択し、「OK」ボタンを押します。

  • Install a font

フォントとして、「takao」を選択して、「OK」ボタンを押します。フォントのインストールが始まります。インストール終了後、ログアウトしてログインし直します。Kindleを立ち上げ、本を選択すると以前は文字化けしていた目次が日本語表示されます。

おわりに

WindHQのインストールは、状況によるかもしれませんが、依存パッケージを解決しながらインストールする必要がありそうです。

参考